やぁ。今日もおうちカフェ。
今日のお供。
チョコレートデニッシュと、ホットコーヒー。
切ってもらったチョコレートデニッシュは、お皿に立てて置いてみたら、なんだかシフォンケーキみたい。
コーヒーは、スターバックスVIAの、コロンビア。
ドリップしない、お湯で溶くだけのコーヒーだけど。
久しぶりの、アメリカーノじゃないホットコーヒー。
すごくすごーく美味しいっっ(>_<)
今朝、裕也さんのために淹れたVIAのホットコーヒーを、一口もらって。
すごーく美味しかったから、朝から今日のおやつは、コレに決めていた。
タイのスタバだと、ドリップはイマイチだし。。
ホットコーヒーだと、アメリカーノになっちゃうし。。
これなら、淹れたてのVIAの方が、ずうーーっと美味しいな♪♪
働いていたときは、体調の悪いとき以外、ほとんど毎朝、味を確認するために、ドリップコーヒーを一口飲んでいた。
妊娠してからも「ちょっとくらい、いいょね♪」って、味見してた。
それが、私の1日が始まる、味と香り。
美味しいね♪って、その日の朝の相方と、一緒に微笑み合う。
そして迎えたお客様と、一緒に微笑み合う。
「今日のコーヒーはこんなコーヒーです。」って、いつものお客様に、今日のコーヒーを出す。
「今日も良い一日になりますように!」
コーヒーの知識には全然自信が無かったけれど、お客様とお話するのは、とても楽しかった。
そういえば、つわりでコーヒーが苦手になってしまう人も多いけれど、私はコーヒーの香りに助けられる方だったな。
苦手な匂いのする所に、消臭を兼ねて、要らなくなったコーヒー豆を置いて、脱臭。
コーヒーの香りで、嗅覚もスッキリした。
こんなにコーヒーの香りは好きなのに、実はコーヒーって、体調の良い時にしか、飲めない。
コーヒーが飲めるようになったのは、カフェで働き出してからだ。
それまでは苦手で、全然飲めなかった。
それでも3年間のカフェ勤めの間に、「コーヒー」はいつの間にか、こんなにも自分の一部になっている。
こういうのって不思議だ。
たった1杯のコーヒー。
でも、特別なコーヒー。
今日の私にとっても、同じく。
長期入院していて、なかなか美味しいコーヒーを飲みに行けなかった、というお客様が来たことがあった。
コーヒーでなくても、ラテや他のドリンクを通じて、「1日の元気」をもらいに来てくれるお客様もいた。
今の私にとっては、このたった1杯のコーヒーが、そんなノスタルジックな気持ちや記憶を、蘇らせてくれたりする。
今頃、お客様達も、仲間達も、どうしているのかなーー。
元気にしているかなーー。
「戻りたい」とは思わない。
そういうことじゃない。
ただ、普段は忘れているような、頭の中の片隅にある、大切な大切な思い出や記憶を、このコーヒーアロマが、思い出させてくれるのだ。
そして、幸せな気持ちになる。
妊娠の報告をしたとき。
仲間の誰しもが喜んでくれた。
職場柄、体調にも影響するし、重いものも持てないし、秘密にはできなかった。
でも、誰も困ったり、イヤな顔をする人はいなかった。
みんながケアしてくれて、協力してくれて、必要なお休みを工面させてくれて、お腹が大きくなる事を、共に楽しみにしてくれた。
仲間達とお客様と、みんなが気に掛けてくれたポコも、もうすぐ臨月。
妊娠発覚してからこれまでの、半年強の間に、この子は、どれだけの人に愛され、ケアしてもらってきただろう。
相変わらずドカドカとお腹を蹴り回す姿そのままに、自信を持ってお外の世界に旅立ちにおいで、と、新米ママは思う。
たった1杯のコーヒーから想う、もうすぐ臨月な妊婦のお話。