2014年1月31日金曜日

1杯のコーヒー

やぁ。今日もおうちカフェ。

今日のお供。




チョコレートデニッシュと、ホットコーヒー。

切ってもらったチョコレートデニッシュは、お皿に立てて置いてみたら、なんだかシフォンケーキみたい。


コーヒーは、スターバックスVIAの、コロンビア。

ドリップしない、お湯で溶くだけのコーヒーだけど。
久しぶりの、アメリカーノじゃないホットコーヒー。
すごくすごーく美味しいっっ(>_<)


今朝、裕也さんのために淹れたVIAのホットコーヒーを、一口もらって。

すごーく美味しかったから、朝から今日のおやつは、コレに決めていた。



タイのスタバだと、ドリップはイマイチだし。。
ホットコーヒーだと、アメリカーノになっちゃうし。。

これなら、淹れたてのVIAの方が、ずうーーっと美味しいな♪♪



働いていたときは、体調の悪いとき以外、ほとんど毎朝、味を確認するために、ドリップコーヒーを一口飲んでいた。

妊娠してからも「ちょっとくらい、いいょね♪」って、味見してた。



それが、私の1日が始まる、味と香り。

美味しいね♪って、その日の朝の相方と、一緒に微笑み合う。

そして迎えたお客様と、一緒に微笑み合う。

「今日のコーヒーはこんなコーヒーです。」って、いつものお客様に、今日のコーヒーを出す。

「今日も良い一日になりますように!」



コーヒーの知識には全然自信が無かったけれど、お客様とお話するのは、とても楽しかった。



そういえば、つわりでコーヒーが苦手になってしまう人も多いけれど、私はコーヒーの香りに助けられる方だったな。

苦手な匂いのする所に、消臭を兼ねて、要らなくなったコーヒー豆を置いて、脱臭。

コーヒーの香りで、嗅覚もスッキリした。



こんなにコーヒーの香りは好きなのに、実はコーヒーって、体調の良い時にしか、飲めない。

コーヒーが飲めるようになったのは、カフェで働き出してからだ。
それまでは苦手で、全然飲めなかった。

それでも3年間のカフェ勤めの間に、「コーヒー」はいつの間にか、こんなにも自分の一部になっている。

こういうのって不思議だ。



たった1杯のコーヒー。

でも、特別なコーヒー。

今日の私にとっても、同じく。



長期入院していて、なかなか美味しいコーヒーを飲みに行けなかった、というお客様が来たことがあった。

コーヒーでなくても、ラテや他のドリンクを通じて、「1日の元気」をもらいに来てくれるお客様もいた。



今の私にとっては、このたった1杯のコーヒーが、そんなノスタルジックな気持ちや記憶を、蘇らせてくれたりする。



今頃、お客様達も、仲間達も、どうしているのかなーー。

元気にしているかなーー。



「戻りたい」とは思わない。
そういうことじゃない。

ただ、普段は忘れているような、頭の中の片隅にある、大切な大切な思い出や記憶を、このコーヒーアロマが、思い出させてくれるのだ。



そして、幸せな気持ちになる。



妊娠の報告をしたとき。

仲間の誰しもが喜んでくれた。

職場柄、体調にも影響するし、重いものも持てないし、秘密にはできなかった。

でも、誰も困ったり、イヤな顔をする人はいなかった。

みんながケアしてくれて、協力してくれて、必要なお休みを工面させてくれて、お腹が大きくなる事を、共に楽しみにしてくれた。

仲間達とお客様と、みんなが気に掛けてくれたポコも、もうすぐ臨月。

妊娠発覚してからこれまでの、半年強の間に、この子は、どれだけの人に愛され、ケアしてもらってきただろう。

相変わらずドカドカとお腹を蹴り回す姿そのままに、自信を持ってお外の世界に旅立ちにおいで、と、新米ママは思う。


たった1杯のコーヒーから想う、もうすぐ臨月な妊婦のお話。