2014年2月28日金曜日

折れても咲いてくれました。

先日、久しぶりにバンコクで再会できたお友達が、結婚と妊娠のお祝いに、花束をくれた!


久しぶりの大きな花束と、大好きな色合いと大好きなトルコキキョウに、興奮してしまった。

私の趣味も考えてくれたんだな〜と、感動!


リボンや包み紙のアレンジも、タイとは思えないほど可愛かったので、一晩そのまま飾ることに。

しかし明朝、花瓶に活けようと包装紙をはがしてみたら、中には全然お水が無かった!


「きゃ〜!大丈夫??元気??」


と、半ば祈るような気持ちでお花を活けた。
それにしても、やっぱり美しい。


せっかくの蕾達も、折れたりグッタリしている子が多く。

トルコキキョウの蕾って、咲かせるのが難しいイメージがあるから、さすがに蕾を咲かせるのは難しいかなぁ、と諦めかけていた。


けど、今朝!!



咲き始めていたーーーー♡♡♡


うわぁーー☆
すごいなぁ!お花の生命力!



こんな風に首元折れちゃってるのに、ちゃんと自力で咲こうとしているの。

うわー。ほんとにスゴイ。



この子達も、グッタリしていた重い頭を一生懸命上に向けながら、徐々にお花を咲かせ始めています。


蕾は黄緑なのに、咲くと白に薄ピンクの入った、キレイなトルコキキョウさん。

折れたりグッタリしていても、頭を持ち上げて咲こうとする姿に、出産間近の妊婦は感動です。


昨日は思い立って公園へ行き(午前中は比較的涼しかったから、お外の空気を吸いたくて。)、うっかり歩き過ぎたようで、昨日の午後から体調がイマイチ。


でもとても気持ちよかった。


まだまだ咲いてるタイ桜さんと、ネコさん。


多くの花が咲き、実を付ける時期になってきました。



出産間近で体調がイマイチだと、ちょっと凹む…

でも、今朝のトルコキキョウさん達の姿に、とても元気をもらいました!!


まだまだ負けじと蕾を開こうとする子達がいっぱいいるので、楽しみ!

あまり外出モードにならない臨月に、すごく楽しめる仲間を戴きました♪♪


あらためて、お友達もトルコキキョウさんも、どうもありがとう♡




2014年2月26日水曜日

「感じるお産」

妊娠以来、ずっと感じている事だけど。

とにかくボーっとするし、集中力がない。

この文章だって、実は2日掛かりで書いていたりする。


でも、コレでいい、ボーっとするんでいい。

妊婦はボーっとなるべきなんだなって、臨月に入った今、思う。




なぜかと言うと、妊娠やお産って、つくづく「感じるもの」なんじゃないかって、今思うから。



やっぱりお産は女性じゃなきゃできない、女性ならではの仕事、仕業だと思う。



女性は陰陽でいう「陰」の存在。

「子宮」はやっぱり、天や、目に見えない暗在系の世界と繋がるお宮=「神社」と同じで、「産道」は「参道」なんだと思う。



私達は神様によってもたらされ、どの魂も等しく、同時に神様を内在させている。

妊娠してからの身体の変化は100%他力(=自然の力、神様の力?)によるもので、つわりなんかの食の趣味の変化等に始まり、何も自力でコントロールなんてできない。

だけど、上手くその「他力」の波に乗ってしまうなり、抗わずに受け入れ、流し、循環させてしまえば、そんなに酷い目に遭う事もない。

必要なメッセージを受け取り、受け入れれば、自ずと消えていく。

もちろん妊娠中の様々なトラブルも含め、全ての事象や体調には意味があり、メッセージがあるから、トラブルが出る事自体や、それに対する医療介入も、この時代において悪い事では全く無い。

要は、それらトラブルの出た意思・意味や、お腹に宿った新しい命の意思を、ちゃんと「感じる」ことが大事なんだと思う。




感じたことは、ただ「感じたこと」で良くて。


それらをジャッジする必要もない。


「感じたこと」が正しいか、正しくないか、なんて、必要ないから。






ただ、感じ、受け入れる。


そして「大丈夫だよ」と声をかけ、また流す。





感じること。


受け入れること。





これはやっぱり「陰」の女性、ならではのチカラだと思う。


異物をも受け入れ、育む。


血液型の違う血の流れる子だって、この血で育むことができる。




そしてこの「異物」こそ。

メッセンジャーであり、神の遣いだったり、天使だったりする。

私達は、それらを愛する事ができる。






私達「女性」は、感じる事が得意。

Don't think, Just Feel.


もちろん「男性」にも女性ホルモンがあるように、「母性」や「女性性」は内在しているので、そこをうまく活かせば、誰にでも出来る。




やってきたメッセージを受け取ること。


そして、それらを育むことも。


こんな風に、外へ表現してみたり。


そうして、ただ受け入れたものを、流し、循環させることもできる。






今、「お産」を目の前にして。

そういう「感じるお産」をしたいな〜って、思っている。




初めてのお産。

しかもお産って、1人1人違うと言う。



お産は痛い?

そんなの、やってみないとわからない!





うちのママは、痛くなかったって言ってた。

医学用語的には「微弱陣痛」なんて言われてしまうこともあるけど。

うちの母曰く、痛みの感じ方も個人差があるし、赤ちゃんのことや、もうすぐで会える喜びや、はやる心が先立って、そんなの何でも無かったって。

もちろん叫んだりしなかったし、2人産んで、2人ともスルッと出て来て、安産だったって。


「痛くない出産法」と言われるソフロロジーや、ヒプノバーシングの映像を見たり、MINMIさんのお話を聞いて。

出産って、痛くないものなのかもなー、と、臨月の今さらながら、改めて思うようになった。


ゆっくり息を吐けば、赤ちゃんが回転して出ようとしているのが、わかるよって。



私達は生きている1つの生命体で。

「産める」から、授かったのだから。

身体の流れ、命の流れ。

抗わずに、妨げずに流せば、きっとつるりと、この子を外の世界へ、連れて来てあげられるんじゃないかなぁ。



花は咲く時に、花びらを広げながら、痛みを伴うのかな。

木は実を落とすときに、痛みを恐れるのかな。

お産するときに、そこまで叫ぶ動物は、いない。




「妊娠」って、超自然。

だから、120%自然に委ねてみたら、「お産」も出来る気がする。

少なくとも、今120%自然の力で生きているこの子は、そうやって出て来ようとするだろう。

私も、頭で考えず、心と身体で「感じて」サポートしてあげたい。

この子の、この1人の人間の、たった1回きりの、本当のお誕生日に。




産める身体をくれた、両親に。

新しい命を与えてくれた、裕也さんに。

ここまで命を繋いでくれた、多くのご先祖様達に感謝して。

命の流れを感じながら、お産したいな。

私達の、愛の結晶。




きっとね、お産しているときは。

私も赤ちゃんと同じく、この世と天の間みたいなところで、ユラユラと気持ち良くなれるんじゃないかな〜って。

そんな気がしている。



瞑想や呼吸法をずーーっとして、頭がポカンもとなっているときの、あの気持ち良い感覚。

そして、小さい頃にお母さんに抱っこしてもらったときのような感覚や、大好きな人の腕の中にいる感覚。

出産時の呼吸練習を兼ねて、寝る前なんかに呼吸法をやっているんだけど。

お腹の赤ちゃんのことを感じて、長い呼吸をしていると、自然とそういう感覚がしてきて、なんだか気持ち良くなってくる。

この感覚は、妊娠前には、呼吸法をしても、あまり味わえなかったな。


心からの安堵感、安心感、平和感。
みたいなもの。


これ、「愛」なのかなぁ。


お腹の中にいるポコの感覚と、私の感覚が、シンクロしているのかも知れない。



お産の時、大変なのはママじゃなくて、赤ちゃんだって聞くから。



「パパとママがいるから、安心して出ておいで。
お外の世界は素晴らしいよ。」



そうやって声を掛けている。

きっとこの子も今頃、外へ出るための練習と、イメージトレーニングをしているんじゃないかなぁ。


初めて出会う外の世界への、憧れと、不安と、期待。



それでいいんだよ。

全部持って、そのまんまのキミで。

心と身体の準備が、自分なりに整ったら、いつでも出ておいでって。

そう話し掛けてる。



ポコちゃん。

君に会える日は近い。

ママもパパも、おばあちゃんもおじいちゃんも、ひいおばあちゃんも、ひいおじいちゃんも。

みんなみんな、キミと会えるのを、心から楽しみにしているよ。





妊娠38週目の近況。

妊娠38週目。
出産までカウントダウン。


私は予定日(妊娠40週目)より2週間早く産まれているから、それを思うと、もう出て来てもおかしくないんだ〜!

と思って、今さらだけど、いろいろ「お産」について勉強している。


イメージトレーニング。

アスリートみたい?



自分の身体感覚的には。

やっぱり臨月に入って、身体は出産モードに傾き始めているな〜と、日々感じるんだけど。
あくまで自覚症状の範囲なので、よくわからない。

お産って、前兆から始まり方から何もかも、ほんとに1人1人違うみたいだし。



自覚症状的なものと、最近の自分の様子を、記録を兼ねて書いておく。

ついに下腹部が見えなくなったー。
最近、自分でも腹囲がよくわからなくて、しょっちゅうお腹がつかえたり、ぶつけたり。
体重計に乗っても、目盛りが見えなくて、気付いた。
ぶつけると、ポコがビックリして、蹴り返す。

脚の付け根に、痛みが出るようになった。特に右脚。
痺れやすいのは左脚。
妊婦にありがちな「足の吊り」は、対処法を心得ているからか、あまり酷くない。

子宮口周辺と思われる辺りを、赤ちゃんに頭突きされている感じがする。

腰の上げ下ろしが大変だー。
何かにつかまったり、ヨイショって声掛けたり。

「いつ出産になってもいいように」
日々のスケジュールや、体調やメンタル面を、管理したくなった。
(やっぱりアスリート?)
それもあって、落ち着いた音楽を好んで聴くように。

「歩いて安産を促す」のが日本の潮流だけど、こっちの先生には「歩いても歩かなくてもいいよ。ダラダラしててOK」と言われているので、体力温存…と思い、ダラダラしている。

外を長く歩くと暑いし疲れちゃうので、その状態で産気づいたら、その方が大変な気がして。
いつお産になってもいいように、ちゃんと食べて、ちゃんと寝る。

食事量は標準がわからないけれど、比較的少量でも、ちょくちょく食べている。
果物やお米が多いかな。
体重は、38週目の今日、久しぶりに増えて+6kg。
ポコかな?私かな?


あとは、相変わらずボーっとするし、そこに磨きがかかっている気がする。

この点については、次の投稿にまとめて書く。




2014年2月23日日曜日

臨月の週末

週末の夫婦時間。



臨月に入ってから、毎週土曜日は、まずポコの健診で始まる。


昨日は雛人形が飾られていた♡
ステキだな〜。


「家族の記念だから」と毎回一緒に健診へ来る裕也さんは、今のところ皆勤賞!えらい。


病院の両親学級の案内。
「パパも一緒に」が当たり前の、タイならではの写真。
土曜日の健診だと、夫婦連れがたくさんいます。


ポコはパパのことはもちろん、病院の先生のことも大好き。

先生は日本語が喋れるから、裕也さんともよく喋る。

私とポコの体調、どちらも2人で把握しておいてもらえるのは、とてもありがたい。安心。

そして毎回先生に蹴り蹴りアピールをするポコ…けっこう社交的なタイプなんじゃないかと、私は密かに思っている。




土曜日の夜は、たいてい外食。

妊娠以来、私が焼いたチーズ大好きになったので、よくイタリアンを食べに行く。

そして昨日は久しぶりに、食後の腹ごなしに、トンローを歩いた。


この数年の間に、日本のカフェブーム同様、お洒落なカフェが増えたバンコク。

「入ってみたいな〜」とは思うんだけど、もうお腹も重いし歩くと暑いし、1人で行くほどのモチベーションがない。

でも夜の涼しい時間に、旦那さんが一緒なら、ちょっと歩こうって気持ちになる。

目新しいお店がたくさんあって、ちょっと楽しい。

ジェラート屋さんを発見したので、食後のデザート。


美味しかったー♡



ジェラート食べたらコーヒーが飲みたくなったので、まだ裕也さんが行ったことのない、トンローの一軒家造りのスタバへ。

やっぱりコーヒーはスタバ。
タイのスタバなら、ディカフェが頼めるし。
2人とも、相変わらずスタバが大好き。

タクシーの運ちゃんに「夜の寝る前にコーヒーを飲むのかっ」って絡まれながら(この人酔っ払いだったのでは。)スタバへ。

土曜日の夜のスタバは空いていて、居心地がいい。


パパの隣で、ポコの主張は相変わらず激しいけれど、それなりに落ち着いて、夫婦時間を楽しめた。



美味しいご飯を食べて、夫婦の時間も過ごして、ちょっと町歩きもして、満足して寝床に就いた。



そうしたら。

久しぶりにグッスリ・スッキリ眠れたー*\(^o^)/*



いつもは寝返りとか、ポコの胎動とかでスグ目が覚めちゃうんだけど、途中目覚めることなく、久しぶりに8時間くらい眠れた♡


不思議だな〜。

なぜかポコもおとなしく寝てたな〜。

ポコも昨夜、楽しかったのかな?

目覚めてしばらくしたら、いつも通りの腹踊りタイム。



オーガニックショップのSASTINAでブランチ。


すっごく美味しかったー♡


Wi-Fiもあるから裕也さんは仕事もできるし、だらだらと長居しながら、私はしっかりケーキまで食べた。



ショップでお買物すると「赤ちゃんの健康のために」って、いつも大量にお野菜をお福分けしてくれる。

重くなっても、裕也さんがいるから、今日は大丈夫。
良いお野菜は傷まないし、たくさんもらっても困らない〜。うれしいな〜♡
我が家の貴重な食糧。




帰宅して、またプールサイドでのんびり。

「マタニティじゃないから、しばらく着られなーい」って思って、水着は日本に置いてきちゃったんだけど。

持ってくれば良かったなー。

このお腹で水着って…どんな感じになるのか、ちょっと想像がつかないけれど。

それでもこれくらい暑くなってくると、私もプールに入りたい!

そういえば、コンドのプールに「入りたい」と思えるの、初めてかも。

このコンドのプール、キレイだから、入りたいなーと思える。

そのうちポコと一緒に水遊びするのも、楽しみだな〜。

お水が恐くならないように、早いうちに水遊びさせちゃいたいな。



ぼんやり、のんびりしながら過ごす、臨月の週末。

私も他の植物や動物と同じように、また新しい命を育んで、次の世代にバトンを渡していくんだなーなんて考えてみたり。

お産って改めて、超自然なことなんだょねーと思ってみたり。

身体感覚とか、ポコを感じる感覚、ポコが出て来るのを助けてくれる陣痛、いろんなものを素直に受け取って、エネルギー循環させて。

「自然の力」に任せて、つるりと良いお産ができたらいいな。


2014年2月16日日曜日

お買物迷走シリーズ

海外生活では、お買物一つとっても、失敗や冒険が付きもの。


間違えながら、みんないろいろ覚えていくんですょね。




お腹も大きくなり、物によっては、お買物も大変な私。

よく裕也さんに「買って来て〜」と、お買物をお願いします。



しかし手元に来て、

「なんだこりゃ?」

という商品にも、何回か出くわしています。



個人的に、面白かったので…いくつかまとめてUP。


最初に書いておきますが、決してバカにしているのではありませんょ〜!

裕也さんは、お買物でも家事でも何でも、いつもスピーディに助けてくれる、ほんとに頼れる旦那さまです。( ´ ▽ ` )




さて。いってみよう。



その1 青リンゴジュース


こちらは、以前ブログにも載せた、ジュースの件。


タイでは、フードコート等に行くと、オーダーメイドで好きな果物や野菜を使った、搾りたてのジュースやスムージーを作ってくれるジューススタンドがあります。

これは、私が食中毒になったときに、病院のフードコートへ行ったときの出来事。


右にあるのが、青リンゴジュースを飲んだ後の、空の容器。

甘すぎない青リンゴジュースが、弱ったお腹に美味しくて。
同じ物がもう1つ欲しかったので、

「naam appen kiaw(青リンゴジュース)で頼んで来て〜」

と、お願いしたんです。

しかし、タイ語ってやっぱり難しいようで。

「kiaw → carrot 」となり。

人参ジュースが来ました( ´ ▽ ` )






その2 生姜

タイ料理にもよく使われる、生姜。
どこでも安く手に入ります。

だから気軽に「生姜買って来て」って、頼んだんです。

で、裕也さん買ってきたのが、コチラ。


なんじゃこりゃ??

生姜に似てるけど…なんか違う…




ラベル(タイ文字)を読んでみたら、

「白クミン」

って書いてありました。




アレです。クミン。

よくカレーとかに使われるスパイス。

ほっほー。ドライになる前のクミン…。

初めて見ました。( ´ ▽ ` )






その3  バナナ

一言で「バナナ」と言っても、大きさも太さも味も、いろんなバナナがあるタイランド。

だけどこれは、なかなか珍しい子でした。


どどん!なんか大きくない…??


裕也さん曰く、ラスト1つだったらしく。

うむ…そうか。


で、実食してみることに。


放置3日目。なかなか良い色。

さぁ、剥くよー!


おぉ。大きめの筋が2つ。
三つ子ちゃんかな…?


どぉーん。


断面図。やはり三つ子ちゃん。


大きめの筋で割ってみると、普通にバナナの繊維。


断面図が面白いので、並べてみた。
食べきらないほど量もあるので、この子達は冷凍。


その後、バナナヨーグルトにして、美味しく頂きました♡




その4  ティッシュ

日本では箱に入ったティッシュが当たり前ですが、タイでは箱だけじゃなくて、ビニール入りティッシュがあります。

こんなの。

これ、中身の枚数や材質はほとんど箱ティッシュとクオリティは変わらず、値段はちょっとお得だし、コンパクトで場所を取らないので、我が家では重宝し、こっちを愛用しています。



で、ティッシュが切れるので、買ってきて〜とお願いしたんです。

で、スーパーの袋から出て来たものが、何か雰囲気違う…


ティッシュはたいてい4つ入りなんだけど、これ、3つしかない…

しかも、なんか立派…


…あ!エンボス加工!

何でも拭けますって表示が。



これは…キッチンタオルでした♡

これも使うけどね♡




今後のお買物シリーズには、ベビーグッズも増えてきます。


今度は何が出てくるかなぁ♪ v(^_^)v





もうすぐ終わる「妊娠」という旅

臨月に入り、ますます表情豊かな、
お腹の「ポコ」。


この子を「ポコ」と呼ぶようになったのは、4ヶ月後半くらいの早いうちから、よくお腹の中を動き回っていたから。

感じた胎動を「ポコだ!」と表現しているうちに、そのまま胎児ネームになった。


最近この子の事を「表現豊かだ」と私が感じるのは、お腹が重くなったことで、それだけ私がスローになり、ゴロゴロとする時間が増え、この子を「感じる」時間が増えたからなのかも知れない。


向き合えば向き合うほど、多くを伝えようとしてくれる。

赤ちゃんって、そういうものなのかも。

産まれる前にお腹が大きくなって、母親が動きづらくなること。

これにも立派な意味があるのかもな。

残り少ない「自分の時間」を惜しんで、アクティブ妊婦をするのもいい。

でも、赤ちゃんと一緒にごろり、ゴロゴロ妊婦をするのも、いいね。




昨日病院でピアノの生演奏を聴いてから、我が家のBGMは「ピアノの音色」になった。

なんて心地良いのだろう。


裕也さんのステキなお友達、菜園料理家のよしきどんがくれた、よしきどん印の高性能スピーカーで聴いてます♡




昨日はディズニーや、普通のインストゥルメンタル。

今日はジブリ。




私が曲に合わせて歌うと、なんとも心地良さそうな、ゆっくりとした胎動をする。

そういえば私も、小さい頃、お母さんが歌ってくれるのが、大好きだった。

お母さんの声は優しくて、心地良い。

うちの母の事だから、私がお腹にいるうちから、鼻歌から子守歌まで、年中いろいろ歌っていたんだろうなぁ。



ついで…でもないけれど、ディズニーやジブリの曲の歌詞検索をすると、どれも素晴らしいものが多い。



♪ やさしさに包まれたなら


http://www.kasi-time.com/item-4659.html

「小さい頃は神様がいて
   不思議に夢を叶えてくれた 

   〜

   目に映る全てのことは メッセージ



♪  君をのせて


http://www.kasi-time.com/item-9288.html

 「あの地平線輝くのは
    どこかに君を隠しているから
    たくさんの灯が懐かしいのは
    そのどれか一つに 君がいるから

    〜

    地球は回る 君をのせて
    いつかきっと出会う ぼくらを載せて」



♪  A whole new world



http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E11655

 「I can show you the world
    shinin'  shimmerin'  splendid
    tell me princes, now when did you last let your heart decide?」

    どこまでも光り輝く世界をみせてあげよう
     ねぇ、お姫様。
     最後に君自身で何かを決めたのは、いったいいつなんだい?




『妊娠』という、長く個人的な旅が、終わろうとしている。

旅の間では、初期・中期・後期でそれぞれ、いろんなことを思い出させてくれたり、気付かせたりしてくれた。




自分が愛されて生まれてきたこと

愛されずに生まれてくる人などいないこと

私はあなたで、あなたは私、人はみんな繋がっていること

ご先祖様の誰か1人でも欠けたら、私もあなたも存在できなかったこと

生きていること自体が、奇跡であること

意味の無い経験は与えられないこと

何も与えられない人間などいないこと

光があれば影があり、表があれば裏がある、だからこそ光の当る表参道を歩くこと

ときに夜の闇が教えてくれることもあること

全てベストタイミングでやってくること

などなど…





他の誰かと一心同体で、こんなに長く生活を分かち合うなんて。

私のお腹に守られながら、あの世とこの世の繋ぎ目・出入り口のような「子宮」という器官で、この子は真新しい人生を生き抜く準備をしている。

同時に、外の世界が当たり前になった私に、マンツーマンで都度、いろんなことを教えてくれる。

「母親になる」なんて考えも出来なかった私に、新しくて、広い世界を見せてくれる。

裕也さんも、この妊娠期間の間に、すっかりパパらしくなってきた。


これから3人で、一緒に外の世界を冒険する。


その準備が完了するまで、あともう少し。

キミの、身体だけじゃなくて。
心の準備が整うことを。
こうしてゴロリ、音楽でも聴きながら、歌でも歌いながら、一緒に待ってみる。


これもまた、特別な時間。






2014年2月15日土曜日

臨月の健診。

満月の今日は、臨月1回目の定期検診。


そうそう。
ついに臨月に入った!



体重は相変わらず伸び悩んでいるけれど(+5kg止り)、
お腹は縦方向に伸びて(子宮底長が伸びた!)、
赤ちゃんは順調に大きくなっている様子。

あと数日で正期産。


臨月とは思えないほど、お腹は小さめ?、たいして体重も増えていない私だけど。
妊娠後期が、こんなにお腹が重く、身体を動かしづらいものとは、思わなかった。。


お腹周り以外は変わらないねぇ、とよく言われてますが。
こうして見ると、やっぱりどこか、まんまるなわたし。
我孫子市時代の母子手帳を、そのまま使っています♪


ともあれ、無事に臨月入り。
あの先生、会う度に好きになるなぁ。
たぶんポコもそうなんだろうな。


そういえば。
胎児と母親の感情や意識って、入れ混じったりシンクロしたりするらしい。

参考:
トランタンネットワーク新聞社
池川明先生の胎内記憶インタビュー
「同一感の重要性」

http://www.30ans.com/memory/backnumber/200606.html



難しいはさておき。

なんとなくコレも「わかる」ような気がする、今日この頃。


これは「つわり」が終わっていないだけなのか、よくわからないけど。

妊娠以来、食の趣味は変わったまんま。
タマネギと味噌はダメで、果物はたいてい、何でも美味しい。

果物なんて、こんなに生でモグモグ食べたりしなかったのになー。
中くらいのパイナップル1つ、ほぼ1人で、2日でペロリ。

あと、りんごジュースが美味しい。
それも濃縮還元はイマイチで、ストレート果汁のやつ。



あと、最近自覚したんだけど、音楽の趣味も、今までとちょっと違う。
童謡もクラシックも、以前より好きになった。

今日、病院でやっていたピアノの生演奏。
心底惹かれるものがあった。


ピアノは元から好きだけど、なんかこう、感動具合と、心踊る具合が違う。

ピアノの近くに寄り集まってくる子供達がチラホラいて。
そんな心境だった。

リトルマーメイドの「kiss the girl」。

カーペンターズの「top of the world」。

こんなに楽しく聴いたのは、すごく久しぶり。

これはポコの感情なのかもな〜。
と思った。



病院でノンビリ、裕也さんと2.5人で、40-50分くらいピアノを聴いていた。

近くにいる、小さな女の子を連れた西洋人の家族が、

「あそこにもベイビーがいるよ〜」

って、ポコに話し掛けてくれた。


ピアノの後ろにいるご家族。


「臨月」とは言っても、まだまだいつ出てくるか、わからないけれど。

この子とこの国で過ごす日々が、本当に楽しみだなぁって。

心からそう思った。



きっとポコも、楽しみにしているかなぁ♪♪



2月満月は、万仏節とバレンタインデー

今日…と言っても0時を過ぎちゃったので、14日、昨日のこと。

この日のタイランドは、休日。

なぜなら明日は2月(旧暦3月)の満月だから。


これは仏教的な祝日で、「万仏節」(マカブーチャ)と呼ばれる日。


仏教徒にとっては、お釈迦様の一番弟子達1250人が、偶然的に一同に会するという、奇跡が起こった日。

で、それをお祝いする日。



こんな日は、特別に「仏教」を意識した行いをしたり、白い服を着ることが好まれるらしい。
そして夜は、お寺さんへ行って、3周回ってタンブン(手を合わせてお供えする)するらしい。



「仏教を意識した行い」って?



これについては、私が長々と書くより、上手く解説されているサイトを発見したので、こちらをご紹介。


五戒・布施~誰でもできる幸せになれる方法
http://www.bukkyouoshie.com/rinne/sekai.html


「五戒」の1つにある、
「お酒を飲むこと」という項目。

お酒を飲むことで他の戒律も破りやすくなる、と考えられているので、コレが一番重要な戒律とも言われている。

お酒に対して「飲みニケーション」等、良いイメージのある日本からは、想像がつかない事かも知れませんね?

「お酒を飲まない」「よく働く」
これはタイでは『良いオトコ』の条件のよう。


少し話が逸れたけど、そんなわけで、今日のタイランドは飲酒禁止。
スーパーでもコンビニでも、アルコールは買えない日。

奇しくも今日はバレンタインデー。
バレンタインディナーも、ノンアルコールなのかな?



ちなみに。
さっきのサイトで紹介されていた、

「無財の七施」
(財が無くてもできる7つのお布施)に、

『和顔施(わげんせ)
にこやかな顔。微笑んだやさしい顔つき。』

という項目があり。

微笑みの国タイらしいな〜、と。

こういう考え方、私も大好きです。




そんな今日のタイのテレビは。

お寺を紹介する番組や、

偉いお坊さんの説法を流す番組、

お釈迦のお話の劇を流す番組

こんなのが盛り沢山でした!



はい。。
今日も1日、ほとんどゴロゴロ♪



そして今日は、忘れちゃいけない。
バレンタインデーでもある。

いつも通りの、純和食メニューで、バレンタインディナーを待つ。。

小さなテーブルで頑張ってる♪


「これから帰るよ」コールから、時間掛かっているなぁ…と思っていたら。

チョコレートケーキ買って来てくれた〜!


見た目はタイらしいケーキだけど、甘過ぎず美味しかった〜*\(^o^)/*


ハッピー マカブーチャ♪

ハッピー バレンタインデー♪♪

ハッピー フルムーン♪♪♪ *\(^o^)/*





2014年2月9日日曜日

日常〜臨月間近の妊婦の巻

妊婦の集中力は、ほんとうに散漫だ。

「さっきまで何をしていたか、しようとしていたか」

そんなこと忘れるのは、しょっちゅう。



 でも、ただただ何もせず、ひたすらぼぉぉーーーっとしているのは、大得意。

もともとそんな性格もあった気がするけれど、磨きがかかっている。


こうして文章を書いていても、頭の片隅で別なことを考えていたりする。

「あのベーグル、美味しそう。。。」 とか。

すごくどうでもよいこと。


 目の前で仕事をしている旦那さんは、気に掛けて暇つぶしを用意してくれる。

「ひまじゃない?」って。

全然。

むしろ何も生産的な事をしていなくて、ごめんなさい。( ´ ▽ ` )

今ではコレに慣れたらしく、 気にせず1人で仕事を進めている。





さっそくにして、もう集中力が切れた。

ベーグルを買いに、レジへ行こうと思った。

混んでいた。

やめた。




私達のお気に入り…というか、特別気に入っているわけではないんだけど、よく行ってしまうのが、「Au Bon Pain」

Wi-Fiが安くて早くて使いやすいのと、私が妊娠以来サンドイッチにハマっているから。

飲み物のクオリティはそこまで求められないけれど、モーニングもやっているし、 何かと「ちょうどいい」のだ。




日本にいた頃、私がずっと生きてきた「朝のカフェ」。

ここが…好きだ。



そしてこの  「タイのカフェ」  が好きだ。




そりゃぁもう、私が勤めていたカフェとは、
接客のクオリティからドリンクのクオリティまで、何もかも違うけれど。



人種から何から、老若男女問わず。

本当に「いろんな人」が、入れ替わり立ち替わりに来る。



子供1人とっても、こんなにも違うか…!っていうくらい、みんな違う。

日本の子供は、お行儀がいい。

タイ人の子供は、とにかく自由。

西洋人の赤ちゃんは、良く笑う。




ついにベーグルげっと♥︎

妊婦の集中力なんて、こんなもん。

そんで、なんだかずーーーっっと、ダラダラ、もぐもぐと食べていたりする。



シナモンレーズンベーグルが、美味しいなーーー♥︎



と、思っていたら……落としたッ!!!




妊婦が何か落とすことは、良くあること。

ボーーっとしているから。

これも、もともと…な気もするけれど。



しかし落としたものを、拾うのは大変だ。



しゃがめない。かがめない。お腹苦しい。

ご縁のなかったもう半分のベーグルさん…さようなら。



ベーグル拾いながら「もう1つ買っておいで」って、旦那さんは言ってくれたけど、
反省をこめて、ガマン。




そしてまた、ボーッと人間観察。




ここのお店は忙しいからか、スタッフみんな、動きがいい。

意外とちゃんと分業と流れ作業ができていて、サンドイッチ作る人の手際なんかすごくいいし、エスプレッソショットも…あ、けっこう美味しそうじゃないか。


試しに、旦那さんのアメリカーノを一口。


・・・・・にがい。


やっぱりエスプレッソドリンクはスタバだなぁ。。。



日本人の奥さんが注文する姿は、かわいい。



「ラテ…ローン?」( 上目遣い )



西洋人の奥さんが英語訛りで堂々と「ラッテー、ローンね♪」というのとは、ちょっと違う。

でも私は、西洋人の奥さんが、いつもよりワンオクターブ高そうな声で、そうやって注文する姿が、好き。

あと、赤ちゃんに話しかけるとき、いつもより高い声で、ちょっとオーバーアクション気味に話す感じも。




そして「いつもの」という感じで、ホットアメリカーノを、ホットコーヒー代わりに買って行く、日本人のおじさん。

きっとあまり冒険はしないんだろうな〜。

目の前にあるマフィンを注文することも、ほとんどないのだろう。



タイ人と西洋人のカップル。

ぜっったいタイ語堪能な…というか、タイ語ネイティブな彼女なのに、注文するのは旦那さん。

いいね、かっこいいな。




日本人の家庭やカップルは、奥さんが注文して支払いを済ませる人が、ほんとに多いでしょ。

うちも最近は諸事情あって、そのパターンなんだけど。

注文くらいはいいけれど、やっぱり支払いは男の人がする方がスマートだな〜。




きっと旦那さんは、わたしがこんなにくだらないことを、1時間近くこうしてタラタラと書いていたことを知ったら、ビックリするんだろうな。




さて。

「本当にやらなくちゃいけないこと」を残したまんまだ!


もう集中力も尽きたし。

どーーーしよっかなーーーー。




















バンコクの朝

もう朝の6時になるけれど、まだまだ暗いバンコクの朝。


なにも写ってないか。


昨日は早めに寝たからか、5時くらいに目が覚めてしまった。
なので、そのまま起きることにした。

二度寝しちゃうと、次に起きる時がツライし。
ちょうど最近、朝焼けを見たいと思っていたんだ〜。




朝6時といえば、日本にいた頃は、仕事で開店準備を始めていたくらいの時間。


今まだバンコクのお外は暗いけれど、同じように働き始めている人も、きっとたくさんいる。

そうだ。ゴルフに行く人も、もう家を出ているだろう。




昼夜なくゴロゴロしがちな最近だけど、やっぱり朝の時間だけは、しっかりと過ごしたいと思った、今日この頃。

先日、朝から裕也さんの出勤に合わせて駅まで一緒に行ったら、すごく気持ちよかった。


暑い季節に入って来て、通りには南国カラーのお花がたくさん咲き始めた。


駅前には朝食向けの屋台が並んでいて、朝しか出していないお店もいっぱいあるから、いつもと違う街並。

なんか新鮮♪




けっこう美味しそう。。

今、屋台飯は避けているから、私は指をくわえて見るだけ。。



この国では、朝からお馴染みの屋台に立ち寄って、お気に入りの朝食を買って、いつものおばちゃんと「元気?」なんて声を掛け合って、もう1つ別な屋台で甘〜いコーヒーを買って、バイタク(バイクタクシー)に乗って、オフィスへ行くのだろう。


そのうちバイタクのお兄さんも顔馴染みになって、「キミは◯◯へ行くんだょね!」なんて感じで。



そうやって1日が始まる。

「1日の元気の源。」

都会だけど、人と人との距離が近い、すごくタイらしい文化。


私はその日、バナナ10B(=30円)と、搾りたての温かい豆乳7B(=20円)を買って朝食にしました。






am 6:00
やっと鳥が鳴き始めた。


am 6:20
念願の朝焼けタイム。



am 6:30



am6:40



朝が来た!

いつもと同じ、いつもと違う毎日。

おはようございます。(^○^)