2014年2月3日月曜日

産後のことを考える

昨日の出来事。

旧正月早々。新月早々。

トイレを詰まらせてしまった。( ´ ▽ ` )


「タイではトイレに紙を流してはいけない」

のに、日本式にずぅっと流していたから。。
(知っててやった確信犯。)



しかも今日は、なぜか朝から体調もビミョー。
妊婦には、こういう日も、ある。。

選挙でお外の治安も良くないし、お家にこもっていようー。

と思っていた、矢先のこと。



腰痛、頭痛、前駆陣痛、胃の圧迫感。。

いわゆる妊娠後期の不調セット。

この体調で、詰まったトイレのお掃除なんて、ムリーー。。(´Д` )

と、一瞬泣きそうに。



でも、コンドミニアムの人に相談してみたら。

さっさとトイレを直し、バスルームのお掃除までしてくれたーー!!
(°_°)



しかも、お掃除のプロのお掃除。
ゆえに水垢ゼロ。バスルームぴっかぴか!
しかもしかも、掃除用具要らず。



ピンクの椅子は、立ちシャワーで私が転ばないように、裕也さんが買ってくれました。
妊娠後期、重いお腹の妊婦には、ありがたい♪


もちろん、お掃除してくれた人に感謝を込めて、ちょっとだけど、お礼も渡して。

それでも、こんな風に助けて頂いて。

本当に本当に、ありがたい。

日本にいたら、できないことだったゎーー。

(そもそも日本にいれば、トイレが詰まること自体が、あまりないことだけど。)



産後、2人でやっていく予定の、私たち。

日本を出るときは、産後、うちの母に来てもらおうと思っていたけれど。

2ベッドルームのお家にはご縁がなかったので、母にしろ誰にしろ、お手伝いに誰か泊まりがけで来てもらうのは、難しくなってしまった。

慣れない海外で、単身ホテル住まいをさせるのも、心配だし。。

で、2人で頑張ってみることにした。




けど。 




もちろん、不安アリアリ。




でも、こういう助けの手が身近にある事を実感できると…




心強いなー♡





そういえば一昨日、初めて「産後クライシス」って言葉を聞いた。
というか、読んだ。

日本語って、本当に新しい言葉がポンポン出て来る。。

ちなみに私は、就活とか婚活とかの「◯活」っていう、造語的で新しい類の言葉に関しては。

前向きに物事を進めようとする響きに欠け、「皆様ご一緒に」っていう横並び性を感じるので、あまり好きじゃないです。

「産後クライシス」も、そんな世間の不安を煽るような揶揄言葉の1つだけど。

でも、世の中そんな事もあるのねー。
と思わせる、新しい日本語との出会いだった。


* 「産後クライシス」
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2012/09/05/01.html



我が家の予定では。

いちおう、産後は1週間、裕也さんがお家にいてくれる予定。

その後は時短勤務予定…とは言っても、どれだけ実現できるかは不明。
そのときの仕事の具合にもよるし。

産後の体調も、どうなるかわからないし、数えれば不安材料はキリがない。

それでも、今は自分達自身が、1番身近な「家族」だから。

てんてこ舞いしても、新しい家族の仲間入り、新しい家族との生活を、3人で新たに創っていってみようかなーーって。

3人での生活…妊娠したときから始まっているわけだし。

身体と心が健康でいられるなら、「これが正解」っていう絶対的なやり方は、ないと思うから。

どうしても困った時は、Skypeなんかで実家の母に相談しつつ。

私は動物&母親としての感性を研ぎ澄ませて、赤ちゃんと向き合い、裕也さんと一緒に、3人の生活を創っていってみようと思う。


私たちは、そんな考え。




実はビミョーな体調は、一昨日から始まっていたんだけど。

「オレが面倒見る!」

と言って、食べられそうな献立を考えてお夕飯を作り、お片付けまでしてくれたり。

裕也さんは、本当によくケアしてくれる。

会社帰りで疲れていても、私が何もできない日は、お夕飯を作って、お片付けまでやってくれる。

お風呂まで沸かしてくれたり。


昨夜は前駆陣痛でお腹や腰が痛かったけど、手が空いた時は腰をさすってくれた。

一緒に陣痛を乗り切る練習。笑



ここまで面倒見の良い旦那様だからこそ、
「産後も一緒に頑張ってみようかなぁ」
って思えたのは、大いにあると思う。

そうじゃなかったら、そもそも子供を持つこと自体に、前向きになれたかどうか。

あとはいつもの「どうにかなるさ♪」精神。

2人とも基本が楽天家だから。



「産後クライシス」の乗り越え方について、さっきのサイトにも、いろいろと書いてある。

「褒めて伸ばす」とかね。

裕也さんも、それを読んで、
「こういうの大変だねー。」って。

…私もそう思う。


「褒め伸ばし」や「感謝」は、人を育てる上で、とても大切なこと。

でもそれが、心からの感動を伴わずにやっていることだったり。
他者をコントロールしたい目的だったり、「褒めて育ててあげてるのに!」みたくなってくると。
やる方も大変だし、相手の心へも届きづらい。。




うちの場合は、家事のスキルは得意分野が違い、その意味では比べようがなく、ほぼ同じだと思う。

ご飯も、2人で作るものが全然違う。
私は和食党で、裕也さんは洋食と、麺類全般が得意。

私は毎日のちょこっとしたお掃除と、黙々と洗濯物を畳むのが好き。

裕也さんは食器洗いと、排水口やなんかの特別なお掃除が得意。

妊娠以来、あまり和食が食べられなくなって、裕也さんのパスタには、だいぶ助けられた。


そんな感じで、2人、助け合っている。


でも、裕也さんはそれだけじゃなくて、ちゃんとお仕事して、私たちを養ってくれている。

私は心身を使って子育てしているけれど、それゆえに体調の良くない日もあって、よくサポートしてもらっているから、やっぱり自分的には
「いつもお世話してもらっている」っていう気がしちゃう。

たまにマッサージや、元気なときに豪華なご飯で、労うくらいかなぁ。



すれ違う日もあるけれど。

できるだけ毎日「愛してるよ」と、声を掛け合っている。



自分達にとって心地良いオリジナルスタイルがあって、それを状況に応じてフレキシブルに変えていける覚悟があれば。

「産後クライシス」だって何だって、恐がることはないんだろうなぁ。



ままならないことや、困ったことに直面しても。

周りの力も上手く借りながら、2人で工夫して乗り越えて。

2人オリジナルの人生の感動体験を積み上げていきたいなぁ。

そういう夫婦でありたいなぁ、と思う。