2014年2月16日日曜日

もうすぐ終わる「妊娠」という旅

臨月に入り、ますます表情豊かな、
お腹の「ポコ」。


この子を「ポコ」と呼ぶようになったのは、4ヶ月後半くらいの早いうちから、よくお腹の中を動き回っていたから。

感じた胎動を「ポコだ!」と表現しているうちに、そのまま胎児ネームになった。


最近この子の事を「表現豊かだ」と私が感じるのは、お腹が重くなったことで、それだけ私がスローになり、ゴロゴロとする時間が増え、この子を「感じる」時間が増えたからなのかも知れない。


向き合えば向き合うほど、多くを伝えようとしてくれる。

赤ちゃんって、そういうものなのかも。

産まれる前にお腹が大きくなって、母親が動きづらくなること。

これにも立派な意味があるのかもな。

残り少ない「自分の時間」を惜しんで、アクティブ妊婦をするのもいい。

でも、赤ちゃんと一緒にごろり、ゴロゴロ妊婦をするのも、いいね。




昨日病院でピアノの生演奏を聴いてから、我が家のBGMは「ピアノの音色」になった。

なんて心地良いのだろう。


裕也さんのステキなお友達、菜園料理家のよしきどんがくれた、よしきどん印の高性能スピーカーで聴いてます♡




昨日はディズニーや、普通のインストゥルメンタル。

今日はジブリ。




私が曲に合わせて歌うと、なんとも心地良さそうな、ゆっくりとした胎動をする。

そういえば私も、小さい頃、お母さんが歌ってくれるのが、大好きだった。

お母さんの声は優しくて、心地良い。

うちの母の事だから、私がお腹にいるうちから、鼻歌から子守歌まで、年中いろいろ歌っていたんだろうなぁ。



ついで…でもないけれど、ディズニーやジブリの曲の歌詞検索をすると、どれも素晴らしいものが多い。



♪ やさしさに包まれたなら


http://www.kasi-time.com/item-4659.html

「小さい頃は神様がいて
   不思議に夢を叶えてくれた 

   〜

   目に映る全てのことは メッセージ



♪  君をのせて


http://www.kasi-time.com/item-9288.html

 「あの地平線輝くのは
    どこかに君を隠しているから
    たくさんの灯が懐かしいのは
    そのどれか一つに 君がいるから

    〜

    地球は回る 君をのせて
    いつかきっと出会う ぼくらを載せて」



♪  A whole new world



http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=E11655

 「I can show you the world
    shinin'  shimmerin'  splendid
    tell me princes, now when did you last let your heart decide?」

    どこまでも光り輝く世界をみせてあげよう
     ねぇ、お姫様。
     最後に君自身で何かを決めたのは、いったいいつなんだい?




『妊娠』という、長く個人的な旅が、終わろうとしている。

旅の間では、初期・中期・後期でそれぞれ、いろんなことを思い出させてくれたり、気付かせたりしてくれた。




自分が愛されて生まれてきたこと

愛されずに生まれてくる人などいないこと

私はあなたで、あなたは私、人はみんな繋がっていること

ご先祖様の誰か1人でも欠けたら、私もあなたも存在できなかったこと

生きていること自体が、奇跡であること

意味の無い経験は与えられないこと

何も与えられない人間などいないこと

光があれば影があり、表があれば裏がある、だからこそ光の当る表参道を歩くこと

ときに夜の闇が教えてくれることもあること

全てベストタイミングでやってくること

などなど…





他の誰かと一心同体で、こんなに長く生活を分かち合うなんて。

私のお腹に守られながら、あの世とこの世の繋ぎ目・出入り口のような「子宮」という器官で、この子は真新しい人生を生き抜く準備をしている。

同時に、外の世界が当たり前になった私に、マンツーマンで都度、いろんなことを教えてくれる。

「母親になる」なんて考えも出来なかった私に、新しくて、広い世界を見せてくれる。

裕也さんも、この妊娠期間の間に、すっかりパパらしくなってきた。


これから3人で、一緒に外の世界を冒険する。


その準備が完了するまで、あともう少し。

キミの、身体だけじゃなくて。
心の準備が整うことを。
こうしてゴロリ、音楽でも聴きながら、歌でも歌いながら、一緒に待ってみる。


これもまた、特別な時間。