「ゆうこちゃんって、以前は駐妻やってたんだよね?
そしてタイで大学生やってたのよね?
タイに来る前は何やってたの?」
2人でゆっくり話す機会なんて今まで無かったから、いろいろと掘り下げて聞いてもらった。
それが私にとって、自分を振り返る良い機会になった!
「古川裕子」になってからが「私の人生」のように感じていたけれど、
「松本裕子」だったときも、
「松本ゆう子」だったときも、
(マダム録はこの名前)
「駐妻の裕子」だったときも、
全て地続きで、私の人生は成り立っている。
苗字こそ変わったものの、
未だに「マダム録の人ですか?!」と、
声を掛けてもらえるのは、有難いこと。
【バンコクマダム録】
離婚&本帰国後の3年間に書いていたこのコラム。
「三十路、バツイチ、フリーター」
と三拍子揃い、
ある意味で修行期間のように感じていたけれど、
今では宝物のよう♡
ピン!と来たことに手を出し続けて来て、今の私がある。
積み上げて来たものがあった事に、自分で驚く。
まだまだ学びたい、身に付けたいと思っていたけれど、
35歳を目前に、やっぱりどんどん出して行きたい、と思う。
出さなきゃ入らないし、ね。
出して出して出して行った先に、
勝手に形も何もかも、
出来てくる気がしている。