自分自身を掘り下げて行くときの、
湧いてきた感情との付き合い方に関して。
感じた違和感や、ネガティヴな出来事や感情を、
無かったことにするっていうクセは、
無意識のうちに、けっこう誰でも持っています。
私にもあります。
心の奥の本音に気付いて、
そうだったんだなーって振り返って、
その繰り返しで、
素直に感情を感じるようにしています。
感情って、感じるために、あるものだから。
いわゆる「ポジティブシンキング」も、感情への蓋です。
子供が転んで泣いたりしたときに、
「痛くないよ」って声を掛けるのも、
実は同じです、、。
誤魔化し。
痛いものは、痛いんです。
(私の場合は、「うんうん。痛かったね〜〜!よしよし」ってやります。)
無意識のうちに、自分が自分にかけている言葉と同じです。
子供に掛ける言葉を、意識的に選ぶようにしている人は、
自分自身の感情も、認識をする前に、
意識的に良い方へ選択しようとする傾向があります。
これも感情への蓋の1つです。
私にも、大いにそういうところがありました。
「理性的」で「合理的」な自分でいたくて。
これ、女子は特に、婦人科系のトラブルとして出やすくなります。
理性的=男性的思考でいようとすることは、
自分の女子性への、否定になってしまうからです。
自分が頑張っている人は、
無意識に子供に「がんばれ!」って言います。
頑張れば、もっと良くなるって。
これは「人生は右肩上がり」という発想と同じです。
*「人生右肩上がり」論については、「オーガニックな生き方。オーガニックビューティ。2」に少し書きました。
「がんばれ」の裏には、「今はまだ良くない」があります。
まず「そのまんまで十分だよ、よくがんばったね!」って言ってあげると、
そこから急にのびのびと、まさに「伸び」たりします。
「ない」否定の土壌からは、何も育たないからです。
感情を選択する傾向にある人は、
感じた怒りを、怒りたくないから、
「怒り」を良くない感情だと思うから、
無かった事にしようとする傾向があります。
寂しいのに、大丈夫なフリをしたり。
これが感情を認識する前に勝手にポジティブ解釈して、
感情の認識を選択する、ということです。
そうやって「感情に蓋」をします。
私も、たくさん感情に蓋をしてきました。
上記に書いてきたことは、
全て誰かさんのことを言いたいのではなく、
他でもない自分がしてきたこと、です。
たぶん、小学生くらいから、
20代くらいまで、ずっと。
蓋をしてきた感情達は、
「めまい」や、その他の難事として、
目の前に現れてくれました。
「もっと、もっと」
「ポジティブに、ポジティブに」
つまり、陰陽論で言うところの、
「陽性」、「陽性」。
「陽性」ばかりを取ってきたから、
対発生的に出てきた、たくさんのネガティヴ=「陰性」を、
無意識に溜め込んでいたんだよね。
以前の私みたく、
無意識にコレをしている人って、とても多いと思います。
かくいう私にも、、まだまだそういうところがある。
蓋をするクセのついた感情=「本音」に気付くって、
けっこう大変なこと。
蓋をした感情や本音は、、
私のように、本人の身体に出るか、
写し鏡として、身近な人の身体や言動に出てきます。
気付かせてくれるために。
自分が生まれてくる前に、
人生という旅の醍醐味として、予め選んできた今世での課題なので、
遅かれ早かれ、
向き合わざるを得ないのです。
ちゃんと修了できるまで、何度でもやってきます。
反対に言えば、ちゃんと修了さえできれば、
二度とその課題はやってきません。
そんな「本来の自分」を掘り出して、
それでいいんだよ♡ 大丈夫だよ♡ って、
ケアしてあげればあげるほど、
本来の自分が、そのまま輝き出す。
それが「素材美」。
オーガニックビューティ。
肌や髪の本来の美しさや、健康美。
それこそが、
どの国、どの時代にも通じる、
本当の美しさ。
素材美があってこそ、
メイクもワードローブも活きてくる。
そしてこれが、
本来の自分へ還る生き方。
オーガニックな生き方。
そんなに頑張らなくていい。
そんなに学ばなくてもいい。
聴くべきは、自分の腹の底の声。本音。
誰かになろうとなんて、しなくていい。
あなたは、あなたのままで。
それが、一番ラクチンで綺麗になれて、
ラクチンで幸せになれる道だよ。
わたしもまだまだ修行中。
こんなことを語っていくのが、
今世を生きる、わたしのテーマだ、とも感じているのです。
ブログ記事4連投、おしまい♪