2015年11月23日月曜日

オーガニックな生き方。オーガニックビューティ。2

前稿「オーガニックな生き方。オーガニックビューティ。1」からの続きです。



いろいろ盛り込む前の、
「素材美」を活かす。

要らないものを削いで、
本来の良さを活かす。

それは農薬に頼らないで育つ、
オーガニック野菜のような、
そんな美しさ、だと思うのです。




だから私は、これを

「オーガニックビューティ」

と呼びます。





理想の自分を思い描くとき、
同時に現在の自分を否定している。

「陽」があるとき、対発生的に、
必ず「陰」も発生するのです。



「未来」は、ここにありません。

ここにあるのは「現在」だけ。

否定のある「現在」を積み重ねることは、
理想通りという名の、否定から来た「未来」を創ります。



思い描いた理想って、叶っちゃうの。

ヒトの思いは、どんなものでも叶うから。

私も長いことそうしてきた過去があるので、よくわかります。



「もっと◯◯な私に!」

「もっと◯◯を!」



それね、叶うんです。


で、叶って・・・それ、幸せですか??


「足りない」と感じるものを、一生懸命補ってきて。

目の前のネガティヴな出来事や感情に、一生懸命蓋をしてきて。




「もっともっと」

右肩上がりの人生を求める生き方は、
まるで一昔前の、バブル期の日本みたい。

それじゃぁ疲れちゃう、サステナブルな生き方じゃないって、
もうみんな、心の底では気付いているよね。

頑張って、今よりもっと右上!を、目指すのではなく。

要らないものを削いでいって、出して行った先に、
必要な物が手元に残り、価値あるものを受け取る。

そういう生き方。




私はこれを「オーガニックな生き方」と呼びます。




「もっともっと」が、あってもいいんです。

私がここで言いたいのは「青い鳥」のようなお話。

幸せの青い鳥を遠くに探しに行ったけれど、お家の中にいたよっていう、あのお話です。



青い鳥がお家の中にいたことを十分理解していて、
自分やパートナーや家族と、良い循環ができていて、
その上でその循環を「もっともっと」外へ広げていくのが、
正しい遠くへの拡げ方。

一番身近で、一番良く顔を合わせる相手だからこそ、
言うほど簡単ではないのが、
パートナーや家族との、良い循環作り。
私も日々の中で、家族を通して学ばせてもらっています。

日々のパートナーとの関係や、子育て。
ほんっっとーーーーーに気付きが多いです。

遠くの誰かが教えてくれる人生論とは、違います。
超リアルで、超オリジナルな気付きです。




「理想の自分」
そう言いながら、遠くの何者かになろうとすること。

これは、青い鳥を、遠くへ探しに行っているということ。



最近は胎内記憶の話なんかで、だいぶ色んな人が知っているお話ですが、
私たちは、今世で経験することも、この見た目も、
すべて選んで生まれて来るらしいですよ。

人生は旅。
身体はその旅を楽しむための乗り物、クルマ。

だから私たちは、自分にとって、この人生を生ききるために、
一番最適で良い身体を、選んで生まれてきている。

そのままを活かしてあげれば、誰でももっと輝けると思うし、
人生の課題も、身近なものにちゃんと向きあえば、
ちゃんとクリアして行けるようになっているのです。




遠くの何者かになる、
「理想の自分」を叶えていった先、もしくは現在。


誰よりも自分自身を写しだしてくれる、
パートナーは、どんな顔をしていますか?

そのときのパートナーとの関係が、
良いと予想されない時、
もしくは現在良くないとしたら、
それって、相手のせいなんでしょうか?

パートナー以外との家族との関係は、どうですか?

子ども達は、良い顔をしていますか?

ご両親との関係は、どうですか?

全ては、内側の自分=本来の自分の、写し鏡です。






オーガニックな生き方。オーガニックビューティ。3」に続きます。