2016年7月31日日曜日

サナギ

「自分を生きる」

そう決意して始めた、30代。



20代最後の大イベントだった「離婚」は、
それまで「自分を生きてこれなかった自分」との決別。






三十路、バツイチ



二拍子揃って、
やっと決意できた「接客業」は、
天職♡だったけれど。




同時に「フリーター」という肩書となり、



三十路、バツイチ、フリーター




と、三拍子揃った。









だけどその

「三十路、バツイチ、フリーター」

という肩書?は、
単なる私の表面上のことであり、
本質ではなかったから、
全然気にならなかった。






だって私は、
本質=自分を生きると決めたのだから。






私が「自由」と言われる所以。




それは、私が限りなく、
世の中の肩書やレッテルの無い世界、
つまり「自分の本質」を生きているからだろう。






だけど。

未だに、揺れるときもある。








根が「良い人」なため、

「誰かのため」に、
自分らしく無いこともしそうになる。






それが家族のためとなると、
なおさらに自分の心を曇らせる。






根が献身的で、
「良い人」で、
やればだいたいなんでもやれてしまう、
「器用貧乏」。






ゆえに、

長いこと、わからなかった。






私が本当に好きなこと。
私が本当にやりたいこと。
そして、
自分はどうしたいのか。







でも、今はわかる。





本当に好きなことや、
やりたいことには、



トキメキが伴うこと。

ワクワクが伴うこと。

勝手にアイデアが湧いてくること。

心の底から心地良さを感じること。

気付いたら、いつもやっていることだったりすること。









自分の本質を生きていないとき。




勝手に、いろんなアラートがくる。






予定変更せざるを得なくなったり、
体調が悪くなったり。





反対に。




自分の本質を生きているとき。






何も意識しなくても、
全てが勝手に上手くいく。


良いご縁に恵まれ、
なぜか全てが勝手に整って、
トントン拍子で上手くいく。







そう。

トントン拍子って、宇宙のリズムのことなんだ。







それは、これまで体感してきたこと。









今日は、7月最後の日。




この6-7月は、
本当にキツかった。





何かと予定変更の多かった6月、
そしてちょっと立ち止まってみた7月。





そんな最中、
立ち止まってみたものの、
追い打ちをかけるように、
もっともっと先は見えなくなった。






私は改めて、
自分の生き方や考え方を、
変えるべきなのか?

今、何をすべきなの?

そう。

「考える」こと、ばかりした。



そして、
何がしたいのか、わからなくなった。



同時に、
前に進む気力も無くなった。


体調もどんどん悪くなった。


まだそういう自分がいたことがショッキングだったし、
考えれば考えるほど、

「どうしたい?」

は、わからなくなった。




当然だ。

それって、
考えてわかることじゃない。


それは、
感じるものだから。




頭ではなく、心で。




まだ、抜け切れたとも言えない。





けれど、
そう振り返れる状態になっただけ、
今マシだと思う。





今はまだ、
蝶々になる前の、
ぐちゃぐちゃになった、
サナギみたいな気分。




でもきっと、
蝶々になれるってわかってる。




だから、
ぐちゃぐちゃだけど、

ぐちゃぐちゃなりに、
大丈夫。