2017年11月16日木曜日

ママという今日の記録

冬の、子連れの身支度がこんなに大変だなんて、知らなかった。





「ママ」になって迎える、

初めての冬。





日本人のくせに、

日本での子育てがわからず、

大きなお腹と3歳児を抱え、

3.5人家族で本帰国してから、

もう9ヶ月。





毎日半袖だった南国生活から一転、

初めての冬支度。




本帰国した当初も冬だったけれど、

「だんだん春になっていく」2月と、

「だんだん冬になっていく」11月では、

また感じが違う。









生後6ヶ月の次男に靴下を履かせ、

暖かいちゃんちゃんこを着せて、

抱っこ紐へ。

その上に寒さの避けのケープ。



長男には、調節しやすいよう、

上着を2-3枚重ね着させ、

首にタオルを巻く。



マフラーはまだ買ってない。

タートルネックも持っていない。



首元を寒がるから、

マフラー替わりのタオル。

巻くと、ちょっと作業員ぽいけど。



帽子をかぶせ、

荷物を持たせ、

私がジャケットを着る。




これだけで5分くらい?




ベビーカーに荷物を積み、

玄関からベビーカーを出すとき、





「あーもーやだっ」




って、毎回、言ってしまう。




 


「もうやだって言わないよ」


と、毎回、長男に諭される。






10kgの赤子にケープまで着けると、

なんて重たいの



と思いながら、

右手でベビーカーを押し、

左手で長男の手を引いて歩く。



次男はあまりベビーカーに乗ってくれないから、

ベビーカーは荷物置き。



2人の子連れだと荷物が多いから、

荷物が置けるだけでも、ベビーカーは重要。

しかも、片手でスイスイ押せるやつ。





腰が痛いから、もうちょっと早く歩いてほしいな…


と思っても、

3歳の長男には、道中は新鮮な発見だらけ。


タイではほとんど歩かなかったもんね。


歩ける日本の歩道は、楽しいよね。





やっとの思いで、

大人の足なら5分のお家へ、

10分後に到着。


それでも10分なら、

今日はマシな方だった。








今日は、とあるサポート制度を使って、

子供達を預ける。




しかも、2人とも!!




ずっとずっと楽しみにしていた、この日。


そのために、朝から頑張ってお弁当を作った。


子供達の身支度もした。


自分の朝ごはんは見送った。





今まで何回かトライしたけれど、

子供達が風邪をひいてたりで、

なかなか2人預けられるってなかった。




今、私が住んでいる横浜市神奈川区は、

保育所が足りず、

働いていないと、一時保育も利用できない。

できても、3/月。




長男の幼稚園探しは難航した。


その間、

初めての冬で子供達が体調を崩したりしたから、



「まぁ、これでいいか」



と、幼稚園に入れようとジタバタすのを、

辞めた。




きっと良い時期に、

縁のある幼稚園に入れるから、

流れに任せよう、と。





そう思って、

ジタバタするのは辞めたけれど、

大変なものは、大変。




こんなに大変なのね、初めて。笑




それでも、夫の職場近くの横浜に引っ越して、

通勤に往復4時間かけていた頃よりは、

良くなったけどね。



でもこの1ヶ月、

ずっと子供達2人連れて、

子供達も私も風邪ひいて、

嵐のようだった。笑







で、そんな子供達を、

2人、預けて来た!!!



夫以外の人に!!!






預けて来て、

次男の泣き声がしばらく頭をループしたけれど、

長男も一緒にいるのだし、大丈夫。


と、これも流れに委ねた。







身体が軽い!


そして、寒い!笑







赤子を身に付けていると、

あんなに暖かかったのか、と思う。




それに、

子供達が冷えないかが気になって、

自分の寒さを自覚するのは二の次。




寒くないか、

転ばないか、

周りの人にぶつからないか、

はぐれないか。




歩いている時に気にかかるのは、

そんなことばかり。




自分の見た目すら二の次。


洋服は3パターンを着回し、

次男が吐いたりして汚したら、

洗い替えはギリギリ。



ダウンスタイルのロングが好きだけれど、

子連れのときは難しく、

引っ詰めてばかり。



外出して、初めて鏡を見て、

あー、酷い格好って、

自分を見て、落ち込むこと、多々。





だけど今日は、

子供達預けた瞬間に髪を下ろして、

ちょっとまだチンチクリンな格好してるけれど、、


とにかく身軽!!






その身軽さに、

ふだんの幸せの重みを、

瞬時に感じ取ってしまった。





長男1人だけのときとは、

いろんな意味で違う。



倍になった、幸せの重み。



タイにいたときとは違う、

2人の子供を1人で見ている、

その経験の重み。




もうやだ!!!




って思う経験ほど、

解放されたときの身軽さと、

同時に感じる、経験の重みがある。





もうやだ!!!




だけど、

やっぱり、


「やだって言わないよ」


なんだね。




経験できないなんて、

絶対にやだ!!!もんね。





先輩ママ達が言う、


「居なくなると淋しいものよ」


を、先取りして、

少しだけ味わっているような、

そんな気分。






そしてやっぱり、

うちの子ら、特別可愛いわ。笑



大変だけどね。


手、掛かるけどね。


ママ、ママって言ってくれるの、

今だけだって、

頭じゃ、わかっているけどね。





そのときは、


もー!!!

どっちか1人ずつにしてくれ!!!

ママは1人しかいない!!!


って、思うんだけれどね。




いつか子育てを終えてしまったら、

愛しくて、仕方ない時間なんだろうな。






預けて若干15分で、

そんなことを思ってしまった。





私の自由時間。



大好きなことをするとして、

やっぱりこんなこと書いてた。





大変なほど、

あとで愛しくなる時間。



それがわかるから、

やっぱりママのお休みも、大事だね。



それも、先輩ママさんが言ってた。



上手にガス抜きして、

もっと子供達と笑顔で過ごせばよかったって。




いつ、幼稚園に入れるか、

わからないけれど。




それまでの、

2人を1人で見る時間を。



たまにこうしてガス抜き息抜きしながら、

「ママという経験」を、

重ねてみようかなって思う。